認定看護師 【糖尿病看護】

東 康子さん 【お名前】 東 康子さん
【病院名】 芳珠記念病院
【分野名】 糖尿病看護
 

認定看護師の資格をとろうと思った動機・きっかけ・取得時期

私が糖尿病患者さんとの関わりを意識し始めたのは、それまで勤務していた外科病棟から、内科病棟に所属が変更になったときでした。入院スケジュールにそって糖尿病の療養指導は一通り実施できていましたが、患者さんの反応が乏しく、行動変容にまで至らない状況に、「これでいいのだろうか」と感じるようになりました。患者さんの背景をくわしく知り、糖尿病としっかりと向き合ってもらい、その人にとって望ましい療養行動を継続して実行してもらうためにはどうしたらいいのか、と悩むようになりました。
そのことがきっかけで糖尿病療養指導士の資格を所得し、その後さらに専門的な知識の習得と質の高い支援を実施することができるように、2007年糖尿病看護認定看護師の資格をとりました。

資格が実際の仕事に活かされていること

糖尿病患者さんの療養指導を実際行っています。患者さんの話を傾聴し、糖尿病の療養行動に何が問題となっているのか、なにを支援したら患者さんにとっての望ましい療養行動を取ってもらえるのかを考えて療養指導を実施しています。
また、対象患者さんの血糖パターンを見てよく理解し、インスリンの調整や生活習慣の指導を行ないます。私は、血液浄化センター勤務もしているのですが、外来では、糖尿病腎症早期から透析予防指導を実施し、糖尿病腎症から透析導入になる患者さんに対しては、できるだけ不安が少なく、スムーズに導入できるように患者さんに看護介入しています。そして、血液浄化センターでは、血糖コントロールについてアドバイスしたり、フットケアを実施しています。

認定看護師を目指す方に伝えたいこと・
その他(教育機関に行くまでの家族や職場との調整など)

認定看護師として今後働くということは、自分の分野に精通していかなければいけません。資格を取った後も講習会に参加したり、学会に演題を出し発表したりする必要があります。いろいろな講習会に講師として参加することもあります。また、学んだ知識を院内に還元し、自分の認定看護師としての活動の評価もしなければいけません。そして資格の更新には自身の5年間の活動をレポートとして提出する必要もあります。自分の通常業務の他に時間を確保して自己研鑽に努めます。

私は、東京の清瀬にある認定看護師養成学校に半年間通いました。病院からの支援もあり、半年間仕事を休んで学校に行きました。私自身、勉強することは得意ではありませんでしたが、自分が必要と感じて学んでいることなので、興味を持って取り組むことができました。また、いろいろ新しいことも学べ、刺激も多く受けました。そこでできた友人とは今でも日々の療養指導についての悩みや、疑問について話し合ったりでき良い関係を続けています。

糖尿病看護認定看護師は、糖尿病をかかえて生活する患者さんやその家族に対して、糖尿病の悪化や合併症を予防して健康的な生活を送ることができるように、適切かつ質の高い支援をできることが認められた看護師です。自分の学びや知識を実際の場で提供し、患者さんから、また同僚のスタッフから良い反応があることは、私自身とても励みとなっています。

認定看護師としての活動実績(セミナー、講師経験など)

講師については、院内の看護師、職員に向けての研修会や、町内会、婦人会、老人会などの研修会まで、依頼があった物には全て対応しています。また、糖尿病看護ケア研究会、北陸糖尿病スキルアップセミナー、糖尿病スキルアップ講座などにも講師として参加しています。

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