石川県ってこんなトコ!
石川県と聞いてイメージすることは、どんなことでしょうか?伝統工芸や温泉、里山の自然や城下の街並みなど、観光資源には事欠かない石川ですが、暮らしの面から見ても、良いところがたくさんあります。
石川県の総務部が発表している「令和7年(2025年)版 石川100の指標」
のデータを基に、ご紹介します。
就業率が高い
児童福祉施設が充実&待機児童の心配もなし
医療環境が整っている
防災・防犯意識が高い
他にも、博物館や教育施設の充実、美術やクラシックに親しむ人の割合などでもベスト10入りしており、よく働き、よく学び、よく遊ぶ県民性だということがわかりますね。
ちなみに、東洋経済新報社が発表する住みよさランキング2024では、総合評価トップ50のうち、石川県から7つの市がランクインするという結果になりました。(※)
福祉や防災、教育・文化などの暮らしに密着した各分野で、評価の高い石川県は、老若男女問わず、暮らしやすい土地といえるでしょう。
※住みよさランキング2024:株式会社東洋経済新報社が発表。
ユニークデータから見る石川県
県民性や石川県の特徴が見える面白いデータもあります。
全国での順位が高い項目をご紹介します。
言わずと知れた海の幸の豊富さと、それらが大好きな石川県民。
さらに、和菓子や洋菓子などのスイーツ好きの人も多い土地のようです。
■気候
・年間降水量(3カ年平均)・・・・・・8位
■趣味娯楽
・映画館スクリーン数(人口 10 万人当たり)・・・・・・1位
・生け花・茶道教室数(人口 10 万人当たり)・・・・・・1位
■伝統工芸・美術
・日本伝統工芸展入選者数(人口100万人当たり)・・・・・・1位
・日展入選者数(人口100万人当たり)・・・・・・1位
・クラシック音楽に親しむ人の割合(行動者率)・・・・・・6位
・美術に親しむ人の割合(行動者率)・・・・・・4位

映画館のスクリーン数からもわかるように、屋内で楽しく過ごすことが、雨の多さと関係しているようです。
茶道や美術に関しても、その雨を趣として楽しんできた風土があるのかもしれませんね。
ナースになるにはもってこいの県
以上のデータからも、石川県は医療福祉環境が充実している土地だということがわかります。病床数や医師・看護師数の多さは職場の選択肢の多さにもつながり、自分に合った職場でゆったりと働ける可能性が大きいとも言えます。
女性の看護職にとっては、就業率の高さや、それに伴う周囲の理解と協力は心強いサポートとなるのではないでしょうか。また、子育てのために一旦離職するナースにとっても、待機児童なしの保育施設が充実していることで、自身のキャリアプランを立てやすく、現場復帰もスムーズです。
このような好環境に加えて、県もさまざまな看護職支援事業を行っており、修学金や看護セミナーの実施、再就業までのサポートなど、随時相談窓口が開かれています。
今石川で働いている石川ナースも、これからの石川ナースも、石川県に住む醍醐味を味わいながら、これからのキャリア形成を考えてみませんか?


働く女性が多いということは、裏を返せば児童福祉施設が充実している証拠。「放課後児童クラブ設置率」は7位。働く親へのサポートが充実しています。
石川県は病院の数も多く、人口10万人当たりの病院病床数が1475.1床で17位(全国平均1191.1床)、同じく医師数が303.2人で15位(全国平均274.7人)、看護師数は1364.1人で11位(全国平均1049.8人)となっています。その充実した医療環境のおかげか、119番通報をしてからの収容平均時間は全国7位とトップ10入りしています。
救急車の病院収容時間が短いことに加え、救急車そのものの出動件数も少なく、人口1万人当たりの「年間救急出動件数」は494.3件(全国平均605.8件)で5位と全国平均の8割程度にとどまっています。



