令和2年12月15日(火)開催 特定行為研修会について
令和2年12月15日(火)特定行為研修会を開催しました。
県では、特定行為研修修了者を増やし、在宅医療の推進を支援するため、石川県医師会の協力のもと、在宅医療研修会(在宅医療のさらなる広がりを目指して)を平成30年度より開催しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、令和2年度は医師会館への来場及びオンラインのハイブリッド形式にて、実施いたしました。
研修会では3名の講師の先生方からそれぞれお話いただき、最後に質疑応答の時間を設けました。
看護師特定行為研修の指定研修機関である公立能登総合病院で「創傷管理関連」の研修を担当されている皮膚科部長 谷内 克成先生より、実際の研修の様子や、特定行為研修修了看護師が実践していくために必要な包括指示書について、また特定行為研修修了看護師が介入する利点や課題についてお話いただきました。
「創傷管理関連」区分を修了された公立能登総合病院訪問看護ステーション看護師 木下 真由美先生からは、実際の事例から、特定行為研修修了看護師としてのアセスメントや実践内容、また訪問看護師間との連携についてお話いただきました。
七尾訪問看護ステーション管理者 桶谷 綾子先生からは、スタッフの受講の支援やこれからの活動の課題についてご発表いただきました。
オンラインでも活発に質疑応答がなされ、特定行為研修について、さらに理解が深まっていることを感じました。
特定行為については、まだまだ課題もありますが、県では特定行為研修の受講を支援するための環境整備として、受講の補助制度などを引き続き、実施していきたいと思います。
資料
・在宅医療における特定行為研修(創傷管理関連)修了看護師とは【PDF】