令和4年11月2日(水)開催 特定行為研修会

令和4年11月2日(水)開催 特定行為研修会について

令和4年11月2日(水)特定行為研修会を開催しました。

県では、特定行為研修修了者を増やし、在宅医療の推進を支援するため、石川県医師会の協力のもと、在宅医療研修会(在宅医療のさらなる広がりを目指して)を開催しており、本年で5年目となりました。例年、医師、看護師等、多数の参加をいただいております。令和4年度も新型コロナウイルス感染症の感染防止対策として、医師会館への来場及びオンラインによるハイブリッド形式にて研修を実施いたしました。

令和4年度は、県内で多くの特定行為研修修了者が在籍している社会医療法人財団董仙会 恵寿総合病院(看護師特定行為指定研修機関)から4名の先生をお招きしました。
看護師特定行為研修センター長(病院長)の鎌田 徹先生からは、「特定行為研修の意義とこれから」として、自院での特定行為研修の意義や課題を踏まえた今後の展望についてお話しいただきました。
看護副部長であり認定看護管理者・認定看護師・特定看護師の船山 真理子先生からは、「特定行為研修支援と活用のしくみについて」として、管理者の立場から、特定行為研修修了者の育成計画とその活用について、複数配置の組織的な取り組みをご紹介いただきました。
特定看護師の中河 健一先生からは、「病院内での医師との連携や活動状況等」として、特定行為研修修了者の院内の活動状況や医師へのアンケート結果を踏まえた今後の課題をお話しいただきました。
認定看護師・特定看護師の川江 辰徳先生からは「院内から在宅へ!在宅領域で活躍する特定看護師の基盤づくり~栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連に焦点をあてて~」として、現状を把握した上でのアクションプラン、その取り組みについてご紹介いただきました。現在は在宅領域での活動を目指し、関係各所と調整中とのことです。

事例紹介の後にはディスカッションが行われました。その中では、看護師がより高い知識・技術を習得し、専門職としての役割拡大こそが、タスクシフト/シェアに繋がるなどの意見が出されました。

県では特定行為研修の受講を支援するための環境整備として、受講の補助制度などを継続して実施していきたいと考えております。

資料

・特定行為研修の意義とこれから【PDF】

・特定行為研修支援と活用のしくみについて【PDF】

・病院内での医師との連携や活動状況等【PDF】

・院内から在宅へ!在宅領域で活躍する特定看護師の基盤づくり【PDF】

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