令和6年11月28日(木)開催 特定行為研修会について
令和6年11月28日(木)特定行為研修会を開催しました。
県では、特定行為研修修了者を増やし、在宅医療の推進を支援するため、石川県医師会の協力のもと、在宅医療研修会を開催し、本年で7年目となりました。例年、医師、看護師等、多数の参加をいただいております。
令和6年度は、「特定行為を通して活動の場を広げていくために」と題して、ハイブリッド形式にて研修を実施いたしました。
①特別講演「看護師の特定行為研修の動向」
厚生労働省 医政局 看護課 看護サービス推進室 専門官 稲城 陽子 氏
特定看護師としてのご活躍経験もあられます稲城先生からは、特定行為研修制度や現状と課題、特定行為を実施した効果、推進事業ついて詳しくご説明いただきました。
・看護師の特定行為研修の動向【PDF】
②事例紹介「特定看護師の活動体制の構築に向けて~現状と課題~」
公立つるぎ病院 看護部長 酒井 尚美 氏
特定看護師の活動整備に向けた取り組みや、研修受講の支援などについてお話いただきました。
・特定看護師の活動体制の構築に向けて~現状と課題~【PDF】
③事例紹介「患者の想いに寄り添って~特定看護師ができること~」
吉野谷診療所 看護師 佐々木 清美 氏
特定看護師としての活動や、吉野谷診療所所長 橋本医師とともにご出演されているYouTubeのご紹介、診療報酬などについてお話いただきました。
・患者の想いに寄り添って~特定看護師ができること~【PDF】
今回の講演を通じて参加者からは、「小規模のステーションにはとても難しいと思っていましたが、今回の研修で特定行為研修のことが少し分かりました。将来医師不足とされているので、今以上に必要とされるのではないかと思います。」との声が聞かれました。
特定行為研修の普及や活動支援にはまだまだ課題が多くありますが、県では特定行為研修の受講を支援するための環境整備として、受講の補助制度などを継続して実施していきたいと考えております。