印象を決める表情や態度

ナースのみならず、社会人としてマナーを身に付けておくことは必須です。周囲の人たちとより良い関係を築くために、自分のマナーを見直してみましょう。

表情の基本は笑顔

人と接するどんな場面においても、安心感や信頼感を得られる基本の表情は「笑顔」です。病院など医療機関に来訪または入院している患者さんは、体調が万全でなかったり不安を抱えている場合が多いことでしょう。笑顔で接することで、その不安を和らげたり、安心感や親近感を持ってもらうことができます。

笑顔が作れないときだってある!

笑顔が作れないときだってある!笑顔が大切とわかっていても、自分自身が疲れているときや気分が落ち込んでいるときなど、笑顔を作りにくいこともあるかもしれません。そういうときに無理に作り笑いをしても、目が笑っていないとマナーとしては逆効果。そういうときは、楽しいことを考えたり、人と話したり、美味しいものを食べたり…仕事に没頭して嫌なことを忘れるというのもいいかもしれません。自分なりの気分転換法を見つけておくとよいですね。


鏡で客観的に自分をチェック

一般企業と同じように、そこで働く人たちの印象は、そのまま企業や病院の印象となり、回りまわって自分の職場環境の良し悪しに関わってきます。髪型やメイクなどの身だしなみはもちろん、仕事中の立ち居振る舞いや態度にも気を遣いましょう。

鏡で自分をチェック笑顔を心がけることは言うまでもなく、どんなときも挨拶を忘れず目を見て話すこと。さらに、猫背やうつむきかげんになっていないかなど、全身が映る鏡があれば、たまにチェックしてみるのもよいでしょう。ふとした瞬間に癖は出るもの。腕組みなどは患者さんの目に不快に映り、さらには不信感や不安につながります。常にきびきびとした立ち居振る舞いを心がけることが大切です。

また、患者さんによって態度を変えたり、悪口を言ったり噂話をするのは、本人に聞こえていないからと思っても絶対にしてはいけません。


 

マナーは正しく身に付けておくと、職場・プライベートともに、人と関わるうえで大きな武器になります。さらに、しぐさは表面だけでは意味がありません。心のこもった接し方を心がけましょう。

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