第26話 テキパキもしすぎると

第26話 テキパキもしすぎると

看護師の都合だけでいいの?

毎日やることがいっぱいのナース。テキパキと仕事をこなすのはとても素晴らしいことですが、時には素早い動作が適さない看護もあります。とくに幼児やお年寄りなどは、ゆったりとした動作や話し方が安心感を生み、スムーズな看護につながることもあります。

年齢や性別に関係なく、行動する前に一旦立ち止まって患者さんと状況をよく観察し、その場でどういう対処が適切かを考える「間」をとるようにすると、頭の切り替えができるかもしれません。看護や治療の主役はあくまで患者さん。忙しく次の仕事へはやる気持ちはわかりますが、看護師側の都合だけでは心が通う看護はできません。

 

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