これから頑張りたいこと・将来の夢
細川さん:この一年は技術や業務をしっかりと覚えて、日勤も夜勤も頑張っていきたいと思っています。将来の夢は今のところ特に決まっていないのですが、まず穴水病院で看護師として、地域の方々のお役に立てるような存在になれればいいなと思います。
大野さん:今はまだ一人立ちしていない状況なのですが、技術を磨き知識を深めて、病棟の戦力と認められるようになっていきたいと思います。将来の夢としては、社会人になって勉強や研修の機会があるので、そういう場で学んだことを穴水病院で活かしていければと思います。穴水病院は地域医療に特化した病院なので、いろいろな研修で学んだ知識を活用して、地域医療を盛り上げられればと思っています。
能登でのくらし、能登の良さ
住田さん:先輩から、「せっかく穴水に来るんだったら、古民家暮らししてみたら?」と言われました。
インタビュアー:えー!?
インタビュアー:フィールドワークをしているみたいですね。
住田さん:毎日がフィールドワーク(笑)。いろんな人と関わり、穴水の中で知り合いが毎日増えていく感じで楽しくやっています。後輩たちには、せっかく穴水来るんだったらぜひ古民家暮らししてみてほしいと(笑)。
インタビュアー:どうですか、同期の皆さんは一緒に古民家暮らしは?
大野さん・堂前さん・細川さん:(笑)
住田さん:部屋はいっぱいあるから(笑)。
インタビュアー:実家で暮らすメリットももちろんあると思いますが、どうですか?
堂前さん:学生の時は一人暮らしだったので、炊事など家事は全部自分でやらなければいけなかったのですが、今は家族がいるので食事を作ってくれたりと、家事にかける時間が少なくなったことは大きいです。
実家に帰って地域の人達に久々に会ってみると、「大きくなったねー」と言ってくれ、和むというか。本当に休める場所になっています。通勤時間は結構かかるのでちょっと遠いですが。
大野さん:私は一人暮らしをしています。大学を卒業するまでは実家で暮らしていて、毎食食事が出てくる環境でしたが、このままでいいのかなと感じ、一人暮らしを経験をしておかないと「使えなくなるな」と思って…
一同:(笑)。「使えなくなる」って!?(笑)
インタビュアー:町の方と病院以外で触れ合う機会は多いのですか?
大野さん:そうですね。私の場合だと、そういうスポーツ関係で触れ合う時間が多いですね。
住田さん:私は近所のおじいさんおばあさんと仲良くみたいな(笑)。いろいろ食べ物をもらったり。
堂前さん:能登はおすそ分けが多いと思います。
大野さん:近所で過ごしていたらそういうことがありますね。
堂前さん:「沢山釣れたしあげるわ」とか、「これが採れたから」とか。
住田さん:知らない間に家の草を刈っていてくれたり。
一同:えー(笑)!?それは分からん(笑)初めて聞いた。
住田さん:地域密着型で生きているので(笑)。この間から消防団にも入って。
インタビュアー:すごい!溶け込んでいらっしゃいますね。今、出身地よりも地域の方と触れ合っているのではないですか?
男性看護師を目指す人や迷っている人に向けて
堂前さん:男性看護師は体が大きい患者さんが来た時には、持ち上げる時に声を掛けられます。
細川さん:そうそう(笑)。
インタビュアー:体力をつけていたほうがいいですね。やっぱり消防団に入っておくと良さそうですね。
住田さん:(笑)鍛えないとだめですね。
あとは、男性看護師は人数が少ないから目立つので、声をかけてもらったり…
大野さん・堂前さん・細川さん:目立つ、よくも悪くも(笑)。
堂前さん:この間お見舞いで来られた方に「あー、この間新聞に載っとった人やね」と言われて(笑)。より、失敗は出来ないと思って(笑)。何かやってしまったら、一瞬で名前が知れ渡ると思いながら…
住田さん:これからどんどん男性看護師が増えたら面白いな、と思います。
大野さん:悩んでいる人もいると思いますが、いろんな経験をして、そこから看護師になることを決めてもいいかなと思います。