認知症の方は、消灯時間を過ぎても「ご飯を食べてないよ」「お腹が空いた」「今から仕事に行く」など、理由は様々ですが夜間も起きていらっしゃることがあります。患者さんは時間の感覚が理解しづらく、昼夜が逆転してしまうことがあるので、昼夜の区別をつけられるようにしましょう。
また、寝室の環境を整え、夜によく眠れるような生活リズムにしてあげることも重要です。
(例)
・午前中に太陽の光を浴びる
・昼間に散歩やアクティビティなどで、身体を動かすようにする
・食事は1日3回規則正しくとる
・就寝前から照明を暗くし、テレビ視聴を控える
・就寝前にはパジャマ等に着替える
など