石川県立総合看護専門学校 学生へのインタビュー
(第三看護学科)

石川県立総合看護専門学校の第三看護学科の学生さんにインタビューしてきました!インタビューした全員の方が、社会人経験があり、現在准看護師として勤務しながら学校に通われているそうです。
学生さんが石川県立総合看護専門学校を選んだ理由や、学校のいいところなどを紹介してくださいました。※2017年9月取材

石川県立総合看護専門学校を選んだ理由・決め手

Sさん(男性)

家から近いということと、学費が安いことが理由です。
看護師になろうと思ったのは、資格が取りたかったということと、周りに看護師が多かったということが挙げられます。

Tさん(男性)

学費が安いということと、学校は午後からなので、午前は働きながら通えることです。子どもが2人いて、これからお金も必要になってくるので、働きながら通えるという環境が必要なので、この学校を選びました。

Sさん(女性)

学費がすごく安いということと、自分の収入でその学費が払えることです。また、午前中に仕事ができるカリキュラムであることです。そして、国家試験の成績を学校のホームページで見た時に、合格率が100%と書いてあったので、ここなら大丈夫かなと思いました。

Nさん(女性)

学費が安いことと、家から近いということで選びました。また、家族が隣にある県立中央病院に患者として通っていたので、この学校を身近に感じていたこともあります。看護師を目指したきっかけは、元々体が弱い家族がいたことです。

Kさん(女性)

学費がすごく安いことと、学校が家から近いことが挙げられます。そして、この学校の准看護学科を卒業したので、その後すぐに第三看護学科に入学しました。
午前は仕事で午後から学校なので、収入もありつつ学べるということも決め手です。そして、この学校は割と学生の年齢層が高めなので、落ち着いて勉強ができるかなというのもあります。特に准看護学科と第三看護学科は社会人経験者が多いと思うので、勉強できる環境かなと思い、この学校を選びました。

実際に学んでみて、石川県立総合看護専門学校のいいところ

Sさん(男性)

専門学校だと全日制がほとんどだと思いますが、この学校だと午前中働けるというところがいいところです。働きながら、全日制の専門学校や大学に通うとなると、夜にアルバイトするしかないかなと思います。
その他のいいところとして、実習先でも総看は一つのステイタスのようになっているようです。「ここで習ってきたなら大丈夫」のような感じですね。実習先の指導者も、この学校の卒業生が多くいます。
また、先生はしっかりと目にかけてくれ、的確なアドバイスをくださいます。

Tさん(男性)

この学校は厳しいのですが、精神面でも鍛えられますし、ここでは適当なことは通用しないので、しっかりと人間性を見直せるかなと思います。また、周りもしっかりした方が多いので、刺激を貰いながら勉強しています。
先生に知り合いの卒業生の名前を言うと覚えているので、ただ厳しいだけでなく学生に愛情があるのかなと思います。

Sさん(女性)

社会人の経験がある人もいれば、まだ若い方もいるので、いろんな意見が同時に聞けるというのはいいですね。
また、学校だけだと丸一日勉強になってしまいますが、仕事も勉強もするということがいい切替になっているのかなと、やってみて思います。仕事をして身体を動かす時間と、座って勉強する時間がある方が、丸一日勉強するよりも集中力が続く気がします。
その他に、この学校は教員がすごく多いと思います。私は准看護師の資格を県外でとったのですが、その時は学生30人に対して2人くらいというように、今よりも先生がすごく少なかったのです。その時は実習時、先生に見てもらうために、長蛇の列になっていました。でも、ここだと先生が多いので待ち時間が少なく、丁寧に教えて頂けていると思います。

Nさん(女性)

学校は半日なので、勉強したことを勤務先の病院でも活かせますし、逆に病院で分からなかったことを学校の勉強で復習することもできるので、すごくいいです。准看護学科の時は1日全て学校だったのですが、第三看護学科は半日なので気分転換にもなりますし、両方楽しめますね。准看を卒業しているので、三看で准看の内容も復習できますし、三看はより深く学べるので勉強になります。また、学校は厳しいですが、学生時代に鍛えられている分、絶対に病棟での勤務に活かされていて、記録などもまとめやすくなりました。
その他に、実習先でも総看だと褒められるというか、総看だったら実習は大丈夫という印象を受けられるようです。

Kさん(女性)

先生は厳しくも優しいです。授業中はもちろん厳しいのですが、普通の時に話してみると優しいですね。実習に入る前から、学生が事前学習をしてきているのか先生に見られますし、できなかったら何回もやり直しをしたり、再提出をしたりすることになります。そういうのが何回か続くとみんな落ち込みます(笑)。でも、そうやって厳しく指導していただいた方が実習がよりよい内容になると思います。

その他に、金曜日に作業所で作ったパンを売りに来てくれます。それは私たちが帰る夕方の時間帯なのですが、1個100円で安くてめっちゃ美味しいのです。それがいいところです(笑)。

石川県立総合看護専門学校(看護師)を目指す方へのアドバイス・コメント

Nさん(女性)

まず、よく寝ることが大事です。そして、遊ぶ時に遊んで切り替えることも大事ですね。

Kさん(女性)

この学校では体調管理も学生の責任として大切で、体調管理が必要です。私もそんなに風邪をひくタイプではないのですが、准看護学科の後半で何回か風邪をひいたことがあります。実習中は身体を壊しやすいので、とれるときに睡眠をしっかりとって食べて、身体を壊さないようにしておくことが重要です。また、患者さんに風邪をうつしたら大変なので、しっかりと管理をして実習に臨むことが大事だと思います。
その他に、自分の勉強のリズムを作るのは大事ですね。人によっては家に帰って集中的に勉強して寝る人もいれば、帰って寝てから朝方起きて勉強する人もいます。私は家に帰って、1~2時間くらい寝てから、起きて記録を書いたり勉強したりして、また明け方3時くらいに寝る、という生活リズムだと体が楽だったのでそうしていました。そのような自分が勉強しやすい生活スタイルを確立することが大事だと思います。

Sさん(男性)

学校生活はしんどいといえばしんどいですが、気を抜くことも大切です。家に帰ってビールを飲んだり、スポーツをしたりして、自分の好きな時間もちゃんと作った方がいいですね。なかなか難しいとは思いますが。
体調管理に関しては、よく寝ることが大切です。

Tさん(男性)

准看の時もそうですが、看護学校はひとりでは卒業できないと思います。クラスの友達にも助けられますし、妻や子どもからの癒しを貰ったりしていることを考えると、ひとりじゃ乗り越えられないということを思い知らされます。周りのみんなに感謝しないとな、と思います。

Sさん(女性)

看護学校に入るとなると緊張されると思いますが、ここにいる方たちのようにクラスメイトが本当にしっかりしていて優しい人がすごく多いので、入ってよかったと思います。

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