田鶴浜高校 生徒へのインタビュー

田鶴浜高校の高校生、専攻科生にインタビューしてきました!
生徒さんが田鶴浜高校を選んだ理由や、学校のいいところなどを紹介してくださいました。

【取材協力】 ※2018年9月取材
・高校2・3年生…左から徳楽さん、平野さん、池田さん
・専攻科1年生…左から泉さん、山田さん、宮下さん

田鶴浜高校を選んだ理由・決め手

徳楽さん(高2)

私は中学生の時から、人を助けられる人になりたいと思い、看護師になりたいと考えていました。この学校は、どこよりも早く看護師になることができ、学習期間は五年としっかり学べ、そして国家試験が100%合格ということを聞いて、すごく魅力的に感じました。
この学校に体験入学に来た時に、先輩方に教えてもらいながらバイタルサイン測定をしたのですが、先輩方が高校生に見えない位しっかりしていて、私もこんな看護学生になりたいと思って志望しました。

池田さん(高3)

五年一貫教育で看護師に最短でなれることに魅力を感じ、この学校に来ました。すぐ働いて、親孝行したいというのも選んだ理由ではあるのですが、高校生のうちから患者さんと関われることはあまりないと思うので、早く関われるのはいいなと思います。
また、学校の体験入学に来た時に、田鶴浜高校がどんなところなのかよく知ることができました。ベッドや器材などが整っていて、中学生の時からの看護師になりたいという夢の実現に近いのかなと感じ、田鶴浜高校を志望しました。
母が看護師をしており、仕事の内容を聞いていて、かっこいいなと思っていました。そこで、私も患者さんと関わりを持って、仕事をしてみたいなと思い、この学校に入学したいと思いました。

平野さん(高3)

元々は地元の高校に行ってから、大学に行き看護を学ぼうと考えていました。しかし、学校説明会の時に、田鶴浜高校の先生が生徒の近くまで来て、熱心に詳しく説明してくれたことで、この学校に興味を持ちました。そして学校公開の時に、先生が生徒に的確なアドバイスをしたり褒めたりしている場面を見ました。その時に先輩方も頷きながら熱心に聞いている姿を見て、「あ、いいなあ」と感じ、この学校を希望しました。
学校から実家が離れているので、最初は親元を離れることは心配だったのですが、実際に寮に入ってみたら、先輩がいろんなことを優しく教えてくださったので、安心しました。

泉さん(専1)

元々看護師になりたいと母に言っており、この学校の卒業生である母に勧められ、受験しようと思いました。母の時はまだ准看課程で、卒業後に他の学校にプラスで2年行かなければいけなかったのですが、今は5年で看護師免許が取れるからと勧めてくれました。

山田さん(専1)

母が看護系の仕事に就いており、母を見てかっこいいな思い、私も幼い頃から看護師を目指していました。また、困っている人を助けたいという思いもありました。
この学校だと5年で免許が取れるということが決め手でした。また、中学の時の仲の良い先輩がここに通っていたので、いろいろ聞いてここに決めました。

寮では親元から離れ、ホームシックになったりしないかな、寮生活は厳しいのかなと思っていましたが、先輩もいたので安心して入ることができました。実際に寮に入って、あまりホームシックは感じませんでした。やはり、集団生活なのでルールは厳しかったですが、寮の生活自体は楽しかったです。

宮下さん(専1)

決め手は経済的に負担が少なく看護が学べるということと、寮があるので家が遠方でも通えることです。田鶴浜高校は5年間同じ額の授業料なので経済的に安心して学べます。
看護師になりたいと思ったきっかけは、中学生の時の職業体験で病院に行かせていただいて、看護師さんの職場を見たことです。また、元々人の役に立ちたいという考えもあったので、この道を選びました。
中学生の時にこの高校のパンフレットを見て、学校を知りました。また、体験入学にも行き、教室の一つひとつが普通高校とは違っており、学校の雰囲気を知ることができてよかったと思います。

実際に学んでみて、田鶴浜高校のいいところ

徳楽さん(高2)

私はすぐ緊張してしまうし、不器用なので実技が苦手なのですが、この学校ではよく実技試験があり、実際に病院へ実習に行く時に備えて、沢山練習ができるのでいいなと思っています。放課後、実習室を自由に使えるように先生が開けてくださっていて、友だちと一緒に実技練習をします。自分が得意になれるまで練習できるのがいいところだなと思います。練習を重ねると、自分の自信に繋がるし、試験の本番でも練習したことを思い出してできます。

池田さん(高3)

先生方がすごく一生懸命なのが伝わってくるくらい、熱心に教えてくださいます。私たちが「勉強を頑張ろう!」となるような授業作りを先生方がしてくださるので、本当にありがたく授業を受けています。ユニークな先生がいらっしゃって、授業も楽しいです。分かりやすく教えてくださるのもそうなのですが、先生の看護師としての経験を教えてくださるので、看護師の実際を知ることができています。また、先生だけが話すのではなく、生徒が自分たちで調べて、互いに説明し合う授業もあり、みんなが理解できる授業作りがされているのですごく助かっています。

その他、友だちのことなどで悩むこともあるのですが、それを先生に相談した時に親身に聞いてくださいます。先生との距離がすごく近く、信用できて話しやすいです。
そして、実習に行った時には先生からアドバイスを貰って、頼れる先生がいっぱいいらっしゃるので、高校を卒業するまでに技術や知識を身につけられることが、いいところだと思います。

平野さん(高3)

みんな同じ夢を目指しているので、一人で悩まないで、相談できる相手がいるというのは心強いと思います。分からないところがあったら、教科書やプリントを見て友だちと一緒に勉強しています。それでも分からなかったら先生に聞きに行くのですが、先生は質問したことにプラスして、追加のことも教えてくれます。また、先生が分からないところは、次の授業までにちゃんと調べて説明してくれるので、授業の内容にプラスして、知識が増えていくのでいいなと思います。

泉さん(専1)

実習環境が整っているところが一番いいところだと思います。私たちは高校の時から能登総合病院で実習させていただいています。学校の先生方と病院の看護師さんの情報交換がスムーズにいっているからだと思うのですが、私たち生徒は看護師さんに手厚いご指導をいただいています。
実際に入ってみて、やはり看護師になるのは大変だなと思いました。一年生の時に、まず体の部位を一通り覚えることが難しかったです。そして、そこから看護へ繋げていかなきゃいけないよと先生から指導され、普通高校ではないことだなと思いました。自分が専門職に就くという自覚が高校生の時から芽生えるので、そこはよかったかなと思います。

山田さん(専1)

専門知識をつけるために高校生の時から難しい勉強をしていく中で、分からないことがあったら先生に質問しに行きます。その時に先生は親身になって、一つひとつ細かいところまで教えてくださるので、自分も納得して分かるようになることがいいところだと思います。先生は分かるまで教えてくださり、自分が気づいていなかったところも先生がちょっと教えてくださると、気づけてそこから学びが広がっていくという感じです。

宮下さん(専1)

クラスは5年間一緒なので、1年の時から生まれた友情や絆をずっと深めていけることが、一番良いところだと思います。また、先生方は元看護師であり、看護に関する多くの経験を積んでいるので興味深い話が聞けたり、悩みを話せたりと、そういう雰囲気が作られていることがいいと思います。
そして寮だと先生が毎日1人交代で泊まってくださるので、その時にお話したり、学校で面談したりして、先生との距離が近いと思います。

田鶴浜高校を目指す方へのアドバイス

徳楽さん(高2)

看護師になりたいなと思っている人や、看護に興味がある人は、ぜひこの高校に来てほしいなと思います。
私は人前で話す時に緊張したり、コミュニケーションが苦手だったりするのですが、この学校に来たら絶対にその力は付くと思います。苦手だと思っている人も、この学校に来たら後悔することはないと思います。
授業ではグループで調べたことを発表したり、実習後に学んだことをまとめて発表したりします。病院での実習は1年生の時からあります。

池田さん(高3)

田鶴浜高校は倍率がすごく高い時もあるのですが、看護師になりたいなと思う方はチャレンジしてみると、入学してからこの学校を選んでよかったなと思えるはずです。少しでも田鶴浜高校に興味がある方は、この学校を目指して勉強したらいいのではないかなと思います。
この学校は入学試験の時に面接があります。「自分がなぜ看護師になりたいか」「看護師になって何をしたいのか」ということを面接で伝える必要があるので、自分の気持ちをしっかりもっておくことが大切だと思います。

平野さん(高3)

少しでも看護の道に進みたいと考えている人は、この学校に来た方がいいと思います。中学校に高校のパンフレットが届いて、こんな学校なんですよということが書いてあると思いますが、それを見るだけではなく、できるなら体験入学などで実際に学校を見学したほうが、より興味が持てていいのではないかなと思います。

中学生の時に勉強を毎日するのは当たり前で、高校入試の時には中学校の先生と相談しながら面接の練習をしました。その他、たまに医学に関するニュースや新聞を見ていました。

泉さん(専1)

何かするにしても、自分で計画的に行えるようにできれば、田鶴浜高校に来ても苦しくならずに過ごせるかなと思います。今は実習中なのですが、その実習記録は膨大な量です。そこで、「今日はアセスメントを5枚書こう。この日は3枚書こう。そしてこの日に8枚出せるようにしよう。」という感じで、提出期限を守れるように計画的に目標を決めています。自分で目標を決めておけば、勉強し終わった後に達成感があります。何の目標もなくやっていると、どこまで勉強すればいいのかわからないし、自分が頑張り過ぎて体調を崩してしまうかもしれません。計画的に行動するようにしていれば、田鶴浜高校に入ってからも困らないと思うし、これから社会人になるにあたってもいいのかなと思います。

中学生だったら高校の受験勉強があると思うので、「今日は数学をここまで勉強しよう」という風に、計画的に勉強する癖をつけておけば、この学校に来ても毎日の課題や実習記録、事前学習などを溜めることなく過ごせるのかなと思います。

山田さん(専1)

私がこの学校を目指した時に、すごく高い倍率で諦めようとしていたのですが、やっぱり看護師になりたいという気持ちの方が強く、受験することに決めました。そこで、志を高く持っておいたほうがいいかなと思います。
私は中学の時にあまり勉強をしておらず、高校に入って専門分野を学ぶにあたって、勉強することに苦労したので、毎日勉強するという習慣を付けて、ここに来たらいいかなと思います。また、入試の時の面接では医療関係のことも聞かれたので、今もニュースを見て関心を持つようにしています。

宮下さん(専1)

勉強どうこうというよりも、やはり自分の健康管理が一番必要だと思います。この学校に入ってから、病棟で入院されている方の看護にあたるので、自分の健康が大事だと思います。私たちができることは、笑顔でいることや少しでも患者さんに元気を与えることなので、そんな私たちが風邪などで弱った感じだと、与えられるものも与えられなくなってしまうので、健康管理が重要です。私たちが笑顔で接することで、患者さんも笑顔になってくださったりと、少しでも違いはあると思います。

私は、朝ごはんは必ず食べて、睡眠時間は少なくとも6時間確保するように決めています。実習の記録などはなるべく早めに終わらせて午前0時までに寝られるようにしています。普段は野菜や肉を意識して食べていますが、実習中はご飯を炊くのが精いっぱいなので、他は冷凍食品を使ったり、電子レンジで出来る簡単なものを作っています。

その他の声…アルバイトについて

飲食店でアルバイトをしています。接客していると、言葉遣いに気を付けなければいけないので、実習に活かせているかもしれません。その他、小さい子の対応もアルバイトで身に付いたかなと思います。(泉さん)

高校生の夏休みに、パン屋さんでアルバイトしていました。お客さんと話すこともそうですが、年上の従業員と話すことも多く、実習の時に看護師さんと話す時の練習になったかなと思います。(山田さん)

高校生の長期休暇の時に海の家、スーパーでアルバイトをしていましたし、専攻科に入ってからもカフェでしています。就職したら看護師一本なので、今の間に好きなことをしてみたいということでアルバイトを続けています。今は土日だけアルバイトをしているのですが、カフェではいろんな方とお話も出来て、短時間で人とコミュニケーションをとる力もついたと思います。(宮下さん)

 

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