石川県立総合看護専門学校 学生へのインタビュー
(第二・准看護学科)

石川県立総合看護専門学校の第二看護学科と准看護学科の学生さんにインタビューしてきました!学生さんが石川県立総合看護専門学校を選んだ理由や、学校のいいところなどを紹介してくださいました。※2017年9月・10月取材

【取材協力】
・左の写真…左から坂本さん、阪田さん、別宗さん
・右の写真…左から竹山さん、小林さん

石川県立総合看護専門学校を選んだ理由・決め手

別宗さん(第二看護学科・3年)

学費が安いことと4年間通えることです。他の専門学校だと3年間ですが、ここは4年間でゆっくり学べるかなと思い、選びました。また、午前に授業が無い時に、看護技術の練習やテスト勉強ができるので、それはよかったかなと思います。技術の試験や実習に行く前は、自分たちで学校の教室を借りて自主練をします。

阪田さん(第二看護学科・2年)

もう辞めてしまったのですが、前は仕事をしていて、午前中仕事をして午後から学べるということで、この学校を選びました。今は午前中に食事の支度等の家事が出来るので、1日学校だけのところよりも家事や育児との両立ができているなと感じています。家事をして、学校で学ぶという生活はすごくハードですが、もし午前中も学校という生活だったら、家事に追われて家族との時間もとれなくなってしまうので、午前中に授業がないことで助かっています。また、学費が安いというのもこの学校を選んだ理由の一つです。
クラスにはお子さんがいらっしゃる方が1/5か1/4くらいいらっしゃいます。子どものことについて同じ目線で話せる人がいるだけで大分違いますね。

竹山さん(第二看護学科・4年)

私の祖母が看護師をしていて、ここの学校は厳しいけどすごくいいよと勧められたことがきっかけでした。看護の現場に出てからも、1分1秒が大きく関わることもあると思うので、厳しい方がいいかなと思います。 そして第二看護学科は、石川県立中央病院と金沢大学附属病院という、大きい病院が実習先にあるということも魅力的でした。大きい病院で実習できたらいろいろな技術も学べると思うので、いいなと思いました。その他に、家から近いことも理由の一つです。

坂本さん(准看護学科・1年)

学費が安いということと、母子家庭で子どもがまだ小さいのですが、保育園を卒園するまでに准看の資格が取れるのでこの学校を選びました。

小林さん(准看護学科・2年)

まず理由の一つ目は、母の友人にこの学校の卒業生がいて、その方から勧められたことです。そしてもう一つは、高校生の頃にこの学校のオープンスクールに参加して、先生と学生の雰囲気がすごくよかったので、この学校に通いたいなと思いました。その時の先生と学生がピリピリしていなくて(笑)、何でも話せるような雰囲気でした。この学校に入学してからも、家族のことを先生に相談している方もいて、関係性がいいなと感じています。

実際に学んでみて、石川県立総合看護専門学校のいいところ

別宗さん(第二看護学科・3年)

学校が終わってからアルバイトをしているので、学校の後は看護の練習ができないのですが、午前中に練習できることがいいところです。放課後にアルバイトしている学生は、午前中に練習をしたり集まってテスト勉強をしたりしています。

阪田さん(第二看護学科・2年)

学校では厳しく指導してもらっています。忘れ物や提出期限については厳しく、今までに社会人を経験してきましたが、そういう厳しさはありませんでした。時間管理の意識が高まって、よい大人になっているなという気がします(笑)。

竹山さん(第二看護学科・4年)

第二看護学科は、半分くらいが高校を卒業してすぐ入ってきた方で、もう半分が社会人の経験がある方なので、いろいろな年代の考え方や、社会人としての経験を踏まえての考え方を知ることができます。
また、他の学校ではないところもありますが、この学校には戴帽式があり、貴重な経験が出来るところがこの学校のいいところかなと思います。
その他、実習は大体1クール3週間なのですが、その時しか関わったことのない先生でも、後から「最近どう?」と声掛けをしてくださって、私のことを覚えてくれてたんだと嬉しく思います。

坂本さん(准看護学科・1年)

医師が学校に来て教えてくれる授業があるので、教科書だけではない実際の医療現場について学べることがいいなと思います。

小林さん(准看護学科・2年)

学生の年齢層が幅広く、出産や子育ての経験があるクラスメイトも多いです。母性や小児の授業では、クラスメイトがその経験談を話してくれて、授業の知識がより深まっていいなと思いました。同じ学生からも学ぶことが多いです。
そして、看護師になりたいという気持ちが強い学生が多いので、例えばバイタルサインの練習がしたいなと思った時に友だちを誘うと、「私も練習したかった!」と言って、練習についてきてくれます。意欲のある学生が多いです。

また、先生は話しやすいです。1年の時の担任の先生が、今は違う学科の先生になられたのですが、廊下で会うと「元気にしてる?」と声を掛けてくださるのがすごく嬉しいです。実習中には「顔、元気ないよ!」とお母さんのように声を掛けてくれた時もありました。

石川県立総合看護専門学校(看護師)を目指す方へのアドバイス・コメント

別宗さん(第二看護学科・3年)

テストがとても多く、日々の授業についていくのにやっとになってしまうと思いますが、私は復習をするようにしています。2年生の時に疾病論という授業があったのですが、目の授業、頭の授業、骨の授業というような授業が一気に並行してあって、覚えるものが多いということがありました。そんな時にはぶつぶつ唱えて覚えて、復習をしました。

阪田さん(第二看護学科・2年)

学校に入る前は、私はこんなに学校が大変だと思っていなかったのです。実際に入ってみたら、本当に勉強も大変だし先生も厳しいし、すごくいっぱいいっぱいになりました。しかし、今はなんとかやっているので、くじけずに続ければなんとかなるのかなと思うので、あきらめないことが大切だと思います。大変な時もありますが、食べたり友だちと話したりすることで、また頑張ろうと思います。

竹山さん(第二看護学科・4年)

学校生活は大変なので、忍耐力と長い実習をする上で体力も必要になります。私は、大変な時は休める時に休んで、とにかく寝るようにしています。また、臨床に出た時に患者さんやそのご家族、スタッフなど、いろんな人と関わるのでコミュニケーションや誠実な態度、笑顔で接することがとても大切かなと思います。

坂本さん(准看護学科・1年)

私は准看護学科なので、社会人の方が第二看護学科より多いと思います。そしてクラスの半分くらいの方にお子さんがいらっしゃいますし、いろいろな理由があって2年で学校を卒業したいという方が多いです。授業は9時から5時までが毎日なので、空き時間がほとんどなく、技術練習も昼休みや放課後にしかできません。しかし、時間の使い方さえ上手くすればやっていけるとわかったので、もしここで看護師を目指すのであれば、社会人の方やお子さんがいらっしゃる方でもなんとかなるかなと思います。私はいつも学校が終わって帰宅して、娘にご飯を食べさせたりお風呂にいれたりしてから、子どもを寝かせる時に少し寝ます。それから午前3時に起きて勉強しています。テストがある日は2時くらいに起きます。人それぞれタイプがあると思いますが、私は朝早くに起きて勉強するのがあっていたので、その方法でやっています。

小林さん(准看護学科・2年)

この学校は社会人の方でも通いやすいと思うので、進学に不安を感じていてもオープンスクールに参加するなど、この学校に通うことを考えてみてほしいなと思います。私が実際にオープンスクールに参加した時には、人形を使って新生児を抱く練習や、聴診器の当て方を教えてくださいました。実際に行ってみると、学校生活のイメージが湧きやすいです。その時に学生や先生が教えてくださるので、話を聞くこともできます。先輩方に「学校に入ってみてどうですか」と質問すると、「ぜひ来てほしい!楽しいですよ。」と言ってくださいました。

その他の声

演習室を予約して、自主的に看護の技術練習をしています。学校を卒業したらすぐ4月から入職となるので、それまでに何でもできるようにしておかないといけないなと思います。

実習では患者さんの表情などを観察することが大事なので、飲食店のアルバイトでも、「お客さんは今こんなことを考えているのかな?」と思って見ています。

実習の昼食時や控室に戻った時には、実習メンバー同士で相談やアドバイスをしています。実習中に困ったことがあっても、実習先の看護師さんに相談しにくい時もあるので、そんな時には実習先に来ている担当の先生に相談しています。

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