石川県立総合看護専門学校の行事についてご紹介します。
まずは戴帽式のレポートです。(取材日:2017年9月27日)
戴帽式では、医療機関での実習を控えた学生にナースキャップを与えます。2017年の戴帽生は第二看護学科2年生36名、准看護学科1年生16名でした。
式が始まると、ステージ以外は真っ暗になります。すると、会場の真ん中に親火が運ばれます。名前を呼ばれた学生は順番に壇上に上がり、先生からナースキャップを頂きます。壇上から降りると、小さなキャンドルを持ち、親火から火を貰ってステージの前に並びます。式はとても厳かな雰囲気の中行われます。取材していた私も胸にグッとくるものがあり、とても感動いたしました。
キャンドルサービスが終わると、戴帽生全員でナイチンゲール誓詞の朗唱が行われます。その時、戴帽生はキャンドルを持った手を高く掲げます。このシーンがとても格好よく、戴帽生の看護に対する強い気持ちが伝わってきました。
下記の写真は、戴帽生と先生方との集合写真です。戴帽式での決意も新たに、これからも頑張ってください!石川ナースナビも応援しています☆
その他、式では学校長の式辞、来賓や学生代表の祝辞、戴帽生の誓いの言葉などがありました。
次に「総看祭」という学校祭のレポートです。(取材日:2017年10月25日)
4月から各クラスで委員を決め、毎週1回集まって、学生主体で総看祭の内容を決めるそうです。今年の総看祭は、綱引きやバレーボールといったスポーツと模擬店の出店がありました。スポーツはその年によって種目は異なるらしく、過去には大縄跳びやドッジボールの年もあったそうです。
綱引きは、トーナメントで試合を行います。試合の時には応援のアピールタイムというものがあり、それは加点対象になるそうです。なんと仮装やコスプレもOK!
バレーボールはリーグ戦で行われました。皆さんバレー経験者なのか、チームワークの良さなのか、とても白熱した試合でした!
模擬店は各学科・学年に別れて、校内のラウンジや会議室などに出店します。準備には、調理実習室を使用します。タピオカや焼きそば、各種スイーツなど、様々なフードメニューがあり、どれも美味しそうです♪お店の看板や校内に貼られたポスターが立体的になっていたりと、とても凝ったものになっていました。
炊き込みご飯、スコーンなどの先生たちの模擬店もあり、どこも行列で大人気でした。豚汁の模擬店ではなんと、くじで当たりが出たら金箔をサービスしていました!
学生の皆さんは活気があり、とても楽しそうな一日でした。